信州アルプス大学

レポート

8月20日 新CSR検定3級を受験してCSRリーダーになろう! 「新CSR検定3級」解説講座

こんにちは。プス大スタッフのたけうちです。
日々、少しでも世のため人のため(?)になれるようにふらふらしています(仕事はちゃんとしています)。

そんな私ですが、 今日は、”全国一斉「新・CSR検定長野県試験会場運営責任者」”で、 松本市内でデザインプロダクション勤務の渡辺勉さん(以降べんさん)から新CSR検定について学びました。

参加してくれた学生の方は、
プス大授業初参加の方、仕事以外に何かできることがあるんじゃないか?と思っている方、遠く鎌倉より参加の会社役員の方など、 日々問題意識を持っている意欲の高い方ばかりでした。

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べんさんの説明はわかりやすく、また、スライドやテキスト、ちょっとした小道具のフォントや色使いなんかも、本職のデザイナーだけあってかっこよかったです。 (こういうセンスってうらやましいです。)

授業は、CSR全般についてと検定についてのお話し、そして最後は「新CSR検定3級模擬試験」とその解説 の2本立てで、スタートしました。

あらためてCSRとは、
Cooperate Social Responsibilityの略で、一般的に「企業の社会的責任」と訳されるものだそうです。
ただ、近年、その訳語のせいか、受動的に責任を果たしていればそれでいい」という雰囲気があるため、
あらためて、「より積極的に社会的課題の解決をする」というニュアンスを出すために、その定義の見直しもされ、
「企業の社会対応力」といっているそうです。

さらに
・CSRとは、社会からの様々な要請に対する対応力であり、社会的課題を解決する力
・その企業の価値を高め、未来の顧客を想像し、自社をより永続的に存続させるために重要な手段の1つ
だそうです。
また、CSR活動により、
・社員モチベーション(ES:従業員満足度)が向上、顧客満足度(CS)向上、社会から信頼されることにより社会満足度(SS)向上 がはかれ、結果として企業価値が高まるという効果が期待できるそうです。

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話を聞きながら、
”消費者、ユーザーの選択基準が、社会的に意味のあるもの、世の中をよりよくするものかどうかという方向に変化しつつある”
”それによって、消費者のニーズを掴むかだけでなく、商品の裏に社会性についてのストーリーや、社会の問題解決につながる何かが、差別化のために重視されるようになってきている”
といった話を思い出しました。
なんか、根っこは同じ感じなのでしょうか。
世の中の価値観が変化して、同じ価格、同じ品質なら、より「社会的に意義があり」、「より共感できるもの、会社」を選択するようになってきているんでしょうね。

一通りのお話を聞いた後の「新CSR検定3級模擬試験」ですが・・・
けっこう難しくて、皆さん(たぶん)苦戦されていたようでした。
(ちなみに、私は、10問中正解は3問でした)

基本的に、選択問題なのですが、問題の中に「適切なものはいくつあるか?」といった問題もあって・・・
決して簡単ではなさそうです。
ですが、公式テキストをベースにした検定試験なので、ちゃんとやれば、合格できます!とのことでした。

CSRについてだけでなく、働くということについても普段と違う視点で考えるきっかけになった授業でした。
べん先生に感謝です。 そして、参加していただいた学生の皆様、おつかれさまでした。 また一緒にプス大でお会いしましょう。

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最後に、テキストや、参考になる本の販売もあり、わたくし早速2冊買ってしまいました!
検定、受けてみよーっと。(投資した分、回収しまっす)

検定は、10月30日(日)、えんぱーくで実施だそうです。http://www.csr-today.biz/18105

レポート提出日:2016年08月24日(Wed)

レポーター:竹内永