5月14日 「伝えた」を「伝わる」に変えよう!
「紙芝居プレゼンテーション」体験講座
ビジネスパーソンはもちろん、大多数の人が悩んでいる「伝える」ということの難しさ。今回の講座は、川嶋 直さんという方が生み出したシンプルに伝える極意!「紙芝居プレゼンテーション(KP法)」(以下KP法にて表記します)を、川嶋さんとも交流のある平島安人(ひらしま やすひと)さんを講師に、KP法の魅力について学びました。
紙芝居プレゼンテーション法(KP法)は、A4の紙とホワイトボード、マグネットがあればできる、とてもシンプルなプレゼンテーション手段で、思考整理法です。講師の平島のKP法を使った自己紹介から始まった講座は、講座内容の全てをKP法で進行。伝えると言うことの基本的な意味や考え方、KP法の基本・どんな場面でつかうのか・よいところ・効果そして弱点を分かりやすく、印象的に受講生に「伝えて」いただきました。
また、KP法のバリエーションとして平島さんが考案した、ホワイトボードやマグネットの使えない時の「巻物式KP法」にはちょっと感動でした。
講座の後半は、伝えることの基本を再確認するために、「コニュニケーションはキャッチボール」(ボールは言葉、投げる腕が伝え方)、「プレゼンテーションの語源はプレゼント!」(プレゼントは相手が欲しがるものを贈るのが基本だ)についてみんなで考えました。(これもKP法で)
講座の最期は、「KP法体験」ということで、『自分の好きなもの』をテーマに、KPシートの作り方とまとめ方を一人ひとりが体験。今回の講座ではシートをまとめてプレゼンするまでの時間が無く残念でしたが、参加学生の皆さん、最終の15分間ほどは思考整理のために脳をフル回転させたのではないでしょうか。
まとめに、一人ひとりから、今日の感想・質問をKPシートのして提出してもらいました。
伝わるプレゼンのためには、伝えたいことが整理できていることが大切。そんな、思考整理法にとってKP法はとても参考になったと思います。KP法を身につければ、パワーポイントでのプレゼンにもきっと役立つはずです。
※参考書籍「KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」(川嶋直著・みくに出版)
◎書籍とのコラボレーションビデオ https://www.youtube.com/watch?v=6ROgvpY4x6U
レポート提出日:2016年05月19日(Thu)
レポーター:渡辺べん