信州アルプス大学

レポート

7月30日 筑北キャンパス開校!

7月30日、前日の雨も上がり夏とは思えない涼しい1日となりました。

今日はいよいよプス大分校化プロジェクトの第1弾である筑北キャンパスの開校式です。

会場の公民館には、筑北村3地区で活動をやられているみなさん、関川村長、宮澤公民館長とそうそうたる筑北村の出席者です。

まずは、筑北キャンパスを運営する坂井ちょっとやる会の玉井代表(=筑北キャンパス長)からのご挨拶から。
坂井ちょっとやる会は筑北村坂井地区で地域づくり活動を行っているグループですが、坂井地区だけなく筑北全体をキャンパスとしたいとのことから「坂井キャンパス」ではなく「筑北キャンパス」にしたとの思いを話していただきました。筑北オリジナルの、朝散歩や薬草茶などおもしろいコンテンツが出てきそうです。
玉井代表は村長さんなどを前に緊張気味でした(^^)

次にプス大学長の僕の方から、プス大のコンセプト、生徒の状況などを説明させていただきました。
プス大も長野県全体をキャンバスにしたいこと、地元のことは地元のみなさんが一番よく知っていることから、長野県各地に分校を開校し授業コンテンツを共有していきたい考えをお話ししました。

関川村長からは、筑北村の地域づくり活動のこと、学校や施設が老朽化して統廃合が必要なこと、そんな中で筑北3地区で市民活動を行っていただいていることへの感謝と期待を語られました。村長自身も小中学校へ講師として出向いて地元筑北のことを生徒達にお話しし、地元への関心を強める活動もされているそうです。

複数キャンパス化の第1弾として、以前より親交のあった坂井ちょっとやる会のみなさんに筑北キャンパスを運営していただけるようになり、プス大も少し広がりをみせだしたと思います。10月には初授業となる「筑北朝さんぽ」が開催されます。

開校式に続いて、プレ授業として薬草ワークショップが開催されました。

開校式当日に採取してきた薬草数種類を並べて、薬剤師でもある坂井ちょっとやる会代表の玉井さんからの講義です。

さまざまな薬草があること、その効能について学び、はっかなどはハッカ茶としていただきました。ハッカのクールな感じが暑い夏にはぴったりです。

また、木肌をめくる体験もでき、外皮のコルク層を剥くと、ほんとに黄色い木肌が出てきてそれがぺろりと剥がしていきます。
木肌は胃腸にいいとのことで、少し剥がして口に含むと苦い味でいかにも効き目がありそうでした。

こういった授業は筑北ならでは、複数キャンパスで授業コンテンツに幅が出た感じです。

31日(月)の市民タイムズに大きく開校式を取り上げていただきました。

レポート提出日:2017年07月31日(Mon)

レポーター:中村剣