信州アルプス大学

レポート

7月25日 年輪堂輪飲会 じもとの日本酒を知ろう!~美寿々酒造飲み比べの会~

長野県は日本酒の醸造場数が81件と新潟県に次ぐ日本第2位の日本酒の産地です。
これまで何回もワイン会を開催してきましたが、今回は地元の日本酒を知ろうということで、塩尻市洗馬にある美寿々酒造の社長兼杜氏である熊谷社長をお招きして飲み比べの会を開催しました。

ワインだと赤・白・ロゼと色の違いでわかりやすいのですが、日本酒にも、
本醸造
純米酒
吟醸酒
などと8つの種類があります。それぞれ個性があって奥深いものです。

熊谷社長からまずは山田錦の大吟醸酒で乾杯しようということで始まりました。

蔵元さんから日本酒についてその造りの違い、どうやって飲めば美味しいのか、などをお聞きしながら味わっていきました。やはり日本酒も”比べて”飲むとその違い・個性がわかって面白いです。

飲む温度帯が広いのも日本酒の特徴。冷やして飲んだり、ぬる燗、熱燗など同じお酒でも飲む温度を変えるとまた違ってきます。社長からもどの温度の方がもっと美味しいとか少し雑味が出てるな、など参考になるコメントもいただきました。

合わせるお料理も凝ったものばかり、前菜のローストビーフ、チーズの味噌漬けは大吟醸にピッタリ!その後のお料理も和洋折衷の感じで見た目も楽しめました。

最近の日本酒業界は、昔とだいぶ違ってきていて若い醸造家も増え新しいチャレンジが旺盛に行われています。日本酒という日本独自のお酒を嗜むことでワインとの比較もできますし、和食と合わせる、洋食と合わせるなど楽しみの幅も広がります。

 

地元に蔵元があることも幸せなこと。また蔵元さんをお招きしての会を開催したいと思います。

レポート提出日:2018年07月29日(Sun)

レポーター:中村剣