信州アルプス大学

レポート

6月2日 今からはじめるリタイアメントプランニング

講座の副題「50代から考えるセカンドライフ」にビビッときた(!)アラフィフの私、まさに今モヤモヤしている老後のお金の問題について、何かヒントを得られたらと受講しました。講師はファイナンシャルプランナー(AFP)の資格も持つ学長中村。遠くは東京からおいでになるなど、40~50代の参加者の皆さんはどなたも将来に向けて何かしら不安をお持ちの様子でした。

日本FP協会発行の冊子を資料に、「人生100年時代」を見据えたライフプランについてのお話。今の自分の年齢から出た平均余命を見た時、これまで生きてきたのとほとんど変わらないだけの時間がまだこの先残っていることを知り、考えたのは「それだけの残り時間を健康で過ごせるだろうか」そして「必要十分なお金がある状態で暮らせるか」。中村学長の「まずは今の暮らし、今のお金の使い方について知ることが大事」という言葉で、あらためて暮らし方について見直してみようと思いました。

すでに年金だけで生活できないことは政府も認めており、私たち世代では年金をあてにできないと若いころから何となく確信もありました。具体的な数字をまず把握することで、漠然とした不安を解消するための目標が見えてくるんですね。経営コンサルタントらしく、起業や社会参加についてまで話が及びましたが、40代50代の今、何をしなければいけないかが具体的に知れただけでも良い体験になりました。

何はなくともまずは健康でいることが大前提。すでにできる対策は始めているつもりですが、前向きに進み続けながら、お金のこともしっかり考えていこうと思いました。

レポート提出日:2019年06月07日(Fri)

レポーター:北原華子