信州アルプス大学

レポート

4月23日 ペール缶でつくる手づくり高性能屋外コンロ 自作ロケットストーブを作ろう!

自然エネルギーネットまつもとから渡辺勉さんを講師にお迎えして、ガスや電気に頼らずお湯を沸かしたり調理ができる、ロケットストーブ作りにチャレンジしました。
当日はえんぱーくの多目的ホールを使い、感染防止対策のため限られた人数で十分な間隔をとり、作業しました。

まずは、ロケットストーブの仕組みを知ろう!

ロケットストーブとは、焚き火の上昇気流が「ヒートライザー」(なんかかっこいい!)と呼ばれる断熱された煙突で垂直方向に限定されることで、焚き口から空気が吸い込まれ、燃焼効率が高まるしくみです。焚き口からの煙は少なく、煙突上部では強い2次燃焼が起こり燃焼ガスが完全燃焼します。これによって小さな燃焼で大きな熱量を発生させることができます。
ロケットストーブはレジャーでも活躍しますが、災害時にガスや電気の供給が絶たれても煮炊きをすることができるので、非常時の備えとしても役立ちます。

最初に、実際にロケットストーブを使い火を焚くビデオを見せてもらったところ、その火力にびっくり!燃やしている木の枝の量から予想するよりも、遥かにパワフルな火柱が上がっていたのです。これを見た私は、早く自分で作ったストーブで燃やしてみたい、というワクワク感が沸き上がりました。

 

当日の制作手順
ペール缶に、煙突を差し込む穴をあけるため目印のシールを貼り、ハサミで切り取る→穴に煙突を差し込む→缶を2つ上下につなげる→煙突の周りに断熱材を詰める→焚き口を取り付けて、完成!!

 

 

 

講師の渡辺さんが丁寧に下準備をして道具も全て準備してくださっていたので、初心者でもわずか2時間で立派なロケットストーブが完成しました。参加者はめいめいに自分が作ったロケットストーブを大事に持ち帰りました。私はこれを使って何を料理しようかな~?と、今からとても楽しみです。

レポート提出日:2022年04月26日(Tue)

レポーター:宮澤由香