信州アルプス大学

レポート

3月18日 楽しく学ぼう防災の初歩

防災士の資格を持ち、自らも実家の石ノ巻が被災経験のある山上さんから防災に関する初歩の知識を学びました。

まず最初に「すわっ地震!その時どう動く?」のクイズで地震が起こったときの安全を確保する行動を確認してもらい、次に山上さんご自身の防災グッズを一つづつ紹介してもらいました。

「生命を守る」ことに直結するグッズを優先的に揃えるための考え方と具体的な品物として、
①就寝時に大地震が発生した時の危険を避けるための枕元防災セット
②避難時に身に着けて移動するための非常持ち出しセット
③避難所生活を快適にするためのインフラ代替セット
を一品づつ説明をうけました。

ほとんどの品が100円ショップで購入できたり、ビニール袋1つでナップサックになったり三角巾になったりとちょっとしたテクニックを知っていればものすごく役にたつことも!

オイル漬のツナ缶を用いた照明器具とか、特別な物でなくても使える方法を知っているのと知らないのとでは大違いです。非常食も乾パンなど普段食べないモノだと余計に被災した感を感じるので、カップ麵などの普段食べているものを少し多めに購入し古い物から消費していく方法もあるとのことです。なるほど!ですね。

参加者も消防団員や防災グッズを制作している会社さんなど、意識の高い方ばかりでみなさん興味津々に実際に被災体験のある山上さんのお話しに聞き入っていました。

防災も堅苦しく考えず、楽しく学ぶことが大切だと山上さんは話されていました。
今回はお話しを聞くだけでしたが、ぜひ実践編を行いたいと思います。

レポート提出日:2017年03月22日(Wed)

レポーター:中村剣