信州アルプス大学

レポート

2月24日 自宅でできるフットケア 靴の選び方、履き方講座

自宅でできるフットケアの第3弾は、春に向けての靴の選び方、履き方講座です。

フットケアスペシャリストの伊藤さんに加えて須坂市でオーダーメイドの靴を販売している柳沢さんにお越しいただきました。
柳沢さんはNPO法人オーソティックソサエティ認定のフットケアトレーナーのA級ライセンス保持者。長野県では第1号だそうです。

講座の内容に入る前に参加者のみなさんの足を測定していただきました。
足長、足囲、足幅を立っている状態と座っている状態とで計測します。
続いて足型をとってどこに加重がかかっているのかなどを測定しました。

くつ屋さんで靴を購入するときは、立って靴を履いて履き心地を確認しますが、立っている時(荷重時)と椅子などに座っている時(非荷重時)とでは足の大きさが10mm以上違ってきます。
本当は非荷重時の足が本当の足の大きさなのでそれで合わせる方がいいそうです。
これは初めて知りましたし、実際に僕のデータでも足囲で10mm、足幅で12mmも違っていました。

 

 

靴を購入する際はゆったり目の靴を勧める方向に業界も進んでおり、みなさん大きめの靴を履いている場合が多いそうです。
それを直すにはもちろんオリジナルのオーダー靴が1番でしょうが、コストもかかりますし1足だけって訳にもいきません。
柳沢さん曰く、インソール(中敷き)をつくって調整するのがいいとのこと。
ピッタリ合った小さめの靴はお店に販売されてない場合も多く、少し大きめかもしれないけど、それにインソールをいれて調整する方がお金的にも現実的です。

ひも靴のひもについてもきちんと結んでいない場合多く、僕も先生にひもを結び直していただきましたが、履き心地が全然変わりました。如何に今までぶかぶかで履いていたのかがわかりました。

最後に即席で、参加者の靴に簡易中敷きを貼ってもらうことまでやってきただき、先生の加工の前と後とで履き心地の違いにびっくりされていました。

 

参加者からは「自分の足でいくつになっても歩きたい」との声もあり、その足を守る靴の選び方、履き方は思ってた以上に大切なんだなと感じました。

ほんと、自分にあった靴ってびっくりしますよ!


みなさん自分の足型とパチリ!

 

靴工房クラデアルテ:https://blogs.yahoo.co.jp/kuradearte
フットケアトレーナー 柳沢剛司
須坂市村山町314番地
090-7197-2500

 

レポート提出日:2018年02月25日(Sun)

レポーター:中村剣