信州アルプス大学

レポート

10月21日 自宅でできるフットケア 今から始めるあしらぶ習慣③

好評のフットケア講座の第三弾です。現役の看護師でフットケアスペシャリストの伊藤希和子さんが、足梗塞にならないための日頃のケアについて、分かりやすく教えてくださいました。

血液が流れにくくなる状態の動脈硬化症は様々な症状を引き起こす「沈黙の殺人者」と呼ばれるそうです。そのような状態にならないためにも、日頃からのケアが大切。そのためにまずは足の動脈硬化をチェックするため足の血圧を測り、ABIという指標の計算式で数値を確認することを教えていただきました。足の血圧を測る?なんて、聞いたことない!という参加者がほとんどで、ここからは実際皆さん靴と靴下を脱いで、自分の足の動脈を確認しました。

その後も、自分の足をよく見て・触って、傷やタコがないか、色はどうか、などの観察をしました。

それから、爪の切り方・手入れ方法や靴の選定など、大切なポイントを丁寧にお話いただきました。普段こんなに自分の足をまじまじと見たり触ったりしたことがなかったので、とても新鮮に感じました。最後は足の指をもみほぐして血行良くして、とてもすっきりした気分になりました。
足、大事なんだなと改めて気づいた時間でした。

レポート提出日:2017年10月24日(Tue)

レポーター:宮澤 由香