10月8日 塩尻景観”ワイン”散歩①
今回で4年目をむかえる塩尻景観”ワイン”散歩。雨に少し降られましたが、それも最初だけで晴れ間もでて気持ち良く散策をすることができました。
えんぱーく~塩尻駅~サントリー~メルシャン~井筒ワイン~五一ワイン~信濃ワインを巡る約5kmを、景観やぶどうの説明を聞きながら歩いて行きました。
10月のこの時期はある程度ぶどうの収穫も終わってはいますが、まだまだ実がなっており、垣根仕立てや棚仕立てなど栽培方法の違いがよくわかりました。
歩いて回ることで季節のその場所の空気感を感じることができることは、普段車で移動している身には新鮮でした。甘いナイアガラの香りなどは、雨が降ったおかげで空気もきれいになっており、より感じることができます。
今回のメインは五一ワインの圃場見学です。ちょうど収穫~醸造の忙しい時期でしたが、茂原先生と五一ワインさんのご厚意で、ワイン用ブドウの試食をすることができました。
ワイン用のぶどうを食べる機会はそうはないので、参加者全員その味にびっくり!
糖度が高くとても甘いものでした。これならワインにしなくてそのまま食べても十分美味しいものです。
とくにシラーの果実は、びっくりするくらい甘く、あの濃厚なワインのシラーのイメージとは違っていました。
圃場見学の後はもちろんワインの試飲です。
五一ワイン売店で、メルローとソービニヨン・ブランを購入しみんなで楽しみました。
圃場で詳しく説明を聞いた分、美味しさも倍増です。
五一ワインを後に、最終目的地の信濃ワインへ向かいます。五一ワインから信濃ワインへは奈良井川の河岸段丘になっており下り坂が続きます。
信濃ワインの地下セラーで、クラシックを流しながら熟成を待つワインを見させてもらい、さらに試飲を楽しみました。参加者のプロフィール紹介を行い、みんなからワイン散歩の感想を話してもらいました。「平日開催で参加できた」「じぶんもワインツーリズムをやっている」「先生から詳しい話を聞けてよかった」など、満足していただいてる様子です。
えんぱーくに帰ってきてプレゼントの説明です。自分でぶどうの苗を育てるキットを茂原先生に用意していただき、挿し木での栽培方法を教わりました。
2019年のワイン散歩の第1回目はこのように充実したものとなりました。景観の堀内先生、ブドウ栽培の茂原先生という贅沢な先生を交えての地元散策。ワインツーリズムとしても魅力的なものに育ってきています。
参加者の感想です。
台風が近づいている中。プス大のワイン散歩に参加しました。リッ
参加者の中には、ワイン検定の資格者もいらしゃって道すがら色々
ブドウの生食は、本当に美味しくてビックリしました。参加出来て
以前参加して楽しかったので、2回目です。
前回と同様、車で通りすぎてしまう道を、秋の景色を感じながら、
平日の日中に、とても贅沢で幸せな気分になれました。
今回一番印象に残ったのは、林農園の見学です。
畑の説明を聞きながら、普段、口にすることのないワイン用のぶど
種や皮は渋味を感じましたが、果肉は甘くてジューシィ。とても美
「どんなワインになるのかなぁ~」と思いながら、収穫中の忙しそ
個人でのワイナリー巡りは、車では飲めず、歩くのも淋しい。共通
いつもの塩尻の景色が、いつもの塩尻のワインが、今以上に大好き
また、参加したいです。 (女性)
数日前から、天気が心配でしたが、それほど雨も降らずとても楽し
散策中に色々ワインやブドウについて解説も聞けて良かったです。
以前からお酒は好んでよく飲んでいたのですが、ワインに興味を持
仕事の都合上、土日に休めないので、平日に開催して頂きありがと
また、機会があれば参加したいです。 (男性)
昨日は参加させていただきありがとうございました。まだ自分はワインについて全く知識もありませんでしたが、
また、各ワイナリーの方々もとても親切で、
鮮やかな写真もたくさんありがとうございました。
初めてワイン散歩に参加しました。今回訪問したワイナリーは馴染みのあるところばかりなので、最初は参加を戸惑っていました。参加費用も塩尻ワイナリーフェスタに匹敵するほどの額ですし。
しかし、参加してみての満足度は90点。茂原先生の葡萄品種の講義は勉強になるものばかりだし、なんといってもスタッフの方々のホスピタリティには頭が下がりました。
残る10点は何かというと「景観」です。河岸段丘の解説、街並みや旧街道の話がもっとあると期待していました。 (男性)
子供の頃に初めて出会ったワインがおそらく塩尻のもので、その時
もちろん、大人になってからは美味しいものだと知りましたが、今
ぶどうの栽培が成功したら、みんなで持ち寄って、いずれワイン作
また次の講座も楽しみにしています。 (女性)
レポート提出日:2019年10月09日(Wed)
レポーター:中村剣