10月31日 オルタナティブ・ワーク講座②
オルタナティブ・ワーク講座の2回目は、実際に経験者から話を聞くということで、この3月末で会社を退職され、新しい会社に転職された竹内さんを招きました。
竹内さんは18年間勤めた会社から今の会社に転職。その理由は、もっと家族との時間を作りたかったからだそうです。仕事は充実していましたが、忙しすぎるのと、40歳を超えてからは、いろいろと仕事や人生について考えられていたそうです。
1つの転機は、今から5~6年前に会社だけでなく外に出ないといけないと感じて参加した、「松本山雅のサポーター」です。会社とは全く違う人たちと触れあう中で、何か竹内さんを変えていくものがありました。さらに翌年には、この信州アルプス大学設立メンバーとして参加されています。
次の転機は、3年ほど前から参加している富士見森のオフィスでのワークショップです。企画を立て仲間と実際に稼働するものづくりを行うことで、さまざまな出会いがありました。その1つが今の会社にもつながっています。
竹内さんの言葉から印象的だったのは、
外にでること
実際に形にすること
でした。
既存の技術の組み合わせかもしれませんが、それを実際に「形」にまでもっていく人は多くはありません。森のオフィスのプロジェクトで農業IOT機器を「形」にしたことで、今の仕事へのきっかけができました。
会場でのお話しでは、社長に働き方を相談したこと、家庭での奥さんや家族のことなど、本人だから話せる内容で、参加者にも大きな気づきとなりました。
次回も、転職経験者を招いての講座となります。
レポート提出日:2021年11月03日(Wed)
レポーター:中村剣