信州アルプス大学

レポート

1月21日 ペール缶でつくる手づくり高性能屋外コンロ
マイロケットストーブを作ろう

 人気の「ペール缶・ロケットストーブ」を参加者の皆さんがそれぞれ作って、完成品を持って帰るという、多くの方から要望のあったワークショップ講座です。講師はロケットストーブワークショップを数多くされている自然エネルギーネットまつもと代表の平島安人さん。(自然エネルギーネットまつもとでは、原発や化石燃料由来のエネルギーに頼らず、自分が使うエネルギーを少しでも自分の力で作り出す入門的な道具として、ロケットストーブを紹介・推薦しています)

 

 


ご夫婦で、ご友人で、ご家族で参加された、年齢も様々な6組の皆さんで6台のロケットストーブ製作にチャレンジ。最初に講師の平島さんから、ロケットストーブの燃焼の仕組みを教授いただき、着火の方法動画(室内ワークショップなので着火ができないので)で実際の燃焼を実感してから、ワークショップ開始。


初めての皆さんにも失敗無く完成してもらうため、平島さんがある程度下準備してくれたペール缶と穴開け虎の巻シール、事前に準備していただいた優れもの万能ハサミをはじめ、便利な道具などのおかげで楽しい講座になりました。


徐々に完成形に近づく頃には、集まった皆さんも打ち解け、お互いに協力しながら作業も効率よく進行できました。形ができあがると最後に缶の中に、パーライトという園芸用微細軽石を断熱材として挿入。穴をアルミシールで塞いで完成です。下準備のおかげでストレス無く作業ができて、皆さん完成品に満足のようです。ぜひ、マイロケットストーブを友人や家族に自慢して、皆さんで自然エネルギーライフを楽しんでいただきたいと思います。


皆さんと自慢のロケットストーブで「ハイチーズ」! 是非、第2弾を開催したいワークショップ講座です。

※ロケットストーブとは、焚き火の上昇気流が「ヒートライザー」と呼ばれる断熱された煙突で垂直方向に限定されることで、焚き口から空気が吸い込まれ、燃焼効率が高まるしくみ。東日本大震災のときに活躍し、広まり始めた「小さな燃焼で大きな熱量を発生させることができる」優れものです。

レポート提出日:2018年01月28日(Sun)

レポーター:渡辺 勉