信州アルプス大学

レポート

1月16日\移住者で話そう/ ながのオンライン MEET UP!

新年のスタートに、長野県の移住者同士で話し合うイベントを行いました。

今回の企画の発端は、2021年末に開かれた信州アルプス大学のお話し会で ”移住者の交流” について話題になったことでした。その後、企画・進行は榊原さんと加藤木で行いました。

このイベントは長野県の移住者を対象に、長野県への移住を振り返り、これからできるアクションを考えることを目的にしました。

参加者の出身地は、東京、埼玉、静岡、愛知、九州など。また、長野県出身で東京などで働いてまた長野へ戻ってこられた方にも参加いただきました。

当日は、アイスブレイクとしてスタッフの紹介と、参加者の皆さんの紹介から始まり、移住してよかったこと・困っていることを話し、最後にみんなでできること(あるいは自分がやりたいこと)を考えていきました。移住者として長野県に住んでみて感じた、長野県の地域性(人、自然、食、文化、祭り)についてお話しました。

出てきた意見の一つに、長野県とひとくくりにしても、場所により少しずつ雰囲気が違うという意見がありました。たしかに、このイベントの参加者は松本・塩尻・岡谷・諏訪・安曇野などから参加いただき、同じ長野県への移住者であってもさまざまな地域に住む方々が参加していました。もしかしたら、長野県内の場所による地理や歴史、文化による地域性への影響もあるのかもしれません。

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スタッフ榊原さんのコメント
授業は改めて信州に移住して思ったことを言語化するいい機会でした。移住に際して同じように感じた人もいれば、ちょっと違う人もいて、自分以外の意見を聞けたのも良い刺激でした。
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今回見えてきたことのもう一つとして、「移住」という言葉の意味の広がりがあります。
移住というと、自分の住み慣れた場所から、全く知らない場所へ行くという漠然としたイメージがあります。しかし、Uターン移住のように住み慣れた場所へ戻る移住もありますね。他にも、人生のどのタイミングで移住したのか(若いときか、退職後なのか)、どの地域にアイデンティティーを持っているのか(移住前の地域なのか、移住後の地域なのか)、そこに継続して住もうとしているのか一時的に住んでいるのかで、「移住」の意味合いも変わってくるな、と考えました。

今後は、新しい方々にも参加してもらい移住者同士でお話しする機会があると、また違った長野県の側面、あるいは自分の考えが発見できるかもしれません。

最後に、ご参加いただいた皆さん、そして信州アルプス大学のスタッフの皆さん、ありがとうございました。

レポート提出日:2022年01月18日(Tue)

レポーター:加藤木ひとみ