8月28日 サルベージ・パーティ
日本の食品廃棄を金額換算すると、なんと年間11兆円!!
僕たちはこんなにたくさんの食品を捨てているんですね。
でも、どうしても買いすぎたり見逃したりで冷蔵庫の中には食材が余ってしまいます。
そんな食材たちを救出(サレベージ)して、美味しくいただこう!というのが、
サルバージ・パーティです。
信州アルプス大学ではこれまで4回開催していて、毎回大人気の授業です。
今回のサルベージ・シェフは、宮田村でレストランを経営されている大澤シェフ。
元ホテルオークラで培った腕で、食材がどんなふうに変身するのか、楽しみです。
持ち寄られた食材は、
うどん、梅干し、トマト(旬だからいっぱい)、ツナ缶、ココナッツミルク、
ルッコラ、モモ缶、タマネギ、ジャガイモ、山椒の実・・・・
とりとめの無いものもあり、大澤シェフもしばし思案中。
しばし、考えらえらた後は、みんなに的確な指示が飛びます。
「少し長めに茹でて」「トマトのへたも捨てずに取っておいて」
参加者全員で、サルベージに取りかかります。
プロの料理人の包丁さばきはすごいです。
包丁もいいのかちゃっちゃきれいに切れていきます。
出来上がりの料理だけでなく、つくっている様子を見れるのもサルパの魅力です。
普段は想像もつかない組み合わせでスープや具材をつくっていって、どんななるんだろうと思っていましたが、
色合いも美しく、完成した料理にはみんなびっくりでした!
完成した料理は、調理室に隣接しているテーブルへ運んでの、パーティ開始です。
大澤シェフから各料理のコメントをいただき、ちょっとした料理のコツも教わりました。
楽しくフードロスを削減する、サルパ、楽しいですね!
会場の塩尻市北部交流センターもオープンしたばっかりのきれいな建物。
身近にこんなステキな公共施設があることにも幸せです。
またサルパは開催しますので、ぜひご参加ください!
完成したサルベージ料理
レポート提出日:2019年09月02日(Mon)
レポーター:中村剣