信州アルプス大学

レポート

1月21日 あなたの文章をレベルUPする4つのプロ技(スタートアップ編)

受講希望者が多数だった本セミナーでは、プロの編集者・ライターである北原華子さんから、伝わる文章を書く基本を学びました。春から開講を予定している、文章の書き方ワークショップの基本編です。伝わる文章を書くにはどのようなコツがあるのか、気を付けなければならない点を事例を挙げながらわかりやすく説明いただきました。

まずは受講者の皆さんに、本講座を受講された目的、どんな文章を書きたいのかを一人ひとり伺ったところ、仕事のためという理由が多く、加えて最近増えているSNSやメールマガジンでの情報発信、新聞への投稿等で読みやすい文章を書けるようなりたい、などの回答がありました。

みなさんの目的を確認した後は、ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会による、書き方の評価項目である9つのポイント(表記、語彙、敬語、文法、文章、文の構造、文章構造、情報の質、全体的な難易度)について説明いただきました。それから北原さんによる、4つの基本中の基本ワザと、ご自身が心掛けているテクニックを披露いただきました。

中でも特に強調されていたのは、文章はとにかく短く書く、ということでした。長く書くより短く書く方がプロでも悩むそうです。あとは正しい言葉選びにはプロも使っている記者ハンドブックが便利とのこと。例えば「一人前の男」と「ラーメン1人前」では数字の書き方が違うなど、書き方に迷った時にこの本を参照すると、正しい言葉づかいがわかるそうです。

 

改めて聞くとどれもなるほどと納得できることですが、果たして普段それらを意識して書いているのか、改めて自分の書く文章を見直すいい機会になりました。春からの連続講座も楽しみですね!講座の詳細については、また信州アルプス大学ホームページでお知らせします。

レポート提出日:2017年01月22日(Sun)

レポーター:宮澤 由香