信州アルプス大学

レポート

11月26日 あなたの知らない源泉徴収票の世界

来月は12月、会社員にとっては年末調整の時期です。
会社から今年1年間のお給料の明細として「源泉徴収票」が配付されるかと思いますが、みなさん、現徴収票って読めますか??

ファイナンシャルプランナーでもあり、3児の子育て中のママでもある唐澤さんから会社員だと貰ってそのままにしてしまっている源泉徴収票の読み方について教えていただきました。
源泉徴収票を理解することで、所得税や各種控除、いろんな税金の仕組みを知るきっかけにもなります。

まずは唐澤さんが用意した源泉徴収票の見本例を元にその見方、計算手順を追っていきます。

支払金額、給与所得控除額、扶養者や子供に関する控除、社会保険料・生命保険料控除など、順番に計算していきます。
私たちに配付される源泉徴収票だけではその計算方法は載っていません。計算方法の資料を見ながら、それぞれを計算していかないといけません。このことだけでも、源泉徴収票だけポイって配られてもダメなんですよね。

次に、持ってきていただいた自分の昨年の源泉徴収票で実際に計算していきました。唐澤さんからのアドバイスももらいながら自分自身の数字を計算するのはドキドキです。いくつか途中引っかかりましたが、最後は見事ご名答!理屈通りの数字がでて、理解も進みます。

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唐澤さんからは、「会社員だと普段税金に関することは会社がやってくれるのであまり意識しないと思います。でもこうやって自分で自分のお給料の行方を計算すると、税金について理解でき、節税意識も生まれていいですよ」とありました。

会社員だと確定申告する機会も、住宅取得と医療費がかかった時くらいしかありません。今回の講座のようにもっと税金を身近に感じて家庭の家計に役にたつようになれるといいです。

唐澤さんとは、来年からファイナンシャル・プランナーの知識を生かした家計講座を始めます。会社員の方やご家庭におられるママさんとかに役にたつ講座です。ご期待ください。
最後に唐澤さんから特別プレゼントで2冊の小冊子もいただきました。まさにお得な講座でした!

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レポート提出日:2016年11月27日(Sun)

レポーター:中村剣